子どもの耳垢が過剰になるときの対処法と予防

生成と構成

耳垢は外耳の皮脂腺や汗腺で分泌され、ケラチン、コレステロール、脂質などから構成されます。色は黄色から濃い茶色までさまざまで、硬いものと柔らかいものがあります。

機能

耳垢は自然に存在し、外部のほこりや小さな異物が耳道に入るのを防ぎ、また水分が奥へ流れ込むのを防いで感染や炎症を予防する重要な役割を担っています。

問題点

子どもは耳道が狭いため、耳垢がたまりやすく、固まって詰まる(耳垢詰まり)と、耳の痛みや詰まった感覚、耳鳴り、聴力低下が起こることがあります。

原因

個人差で耳垢の分泌量は異なります。成長過程で分泌量が増えることもあり、狭い耳道に加えて綿棒や爪楊枝で無理に除去しようとすると、耳垢が奥へ押し込まれ詰まりやすくなります。

除去方法

通常量の耳垢は自然に排出されるため、わざわざ除去する必要はありません。詰まっているときは必ず小児科医や耳鼻科医に相談し、指示に従って処置を行いましょう。

医師の指示がある場合は、体温に近いぬるめの蒸留水(必要に応じて数滴の酢)で耳道にやさしく灌流(イヤーリサイクル)することがあります。冷水はめまいを、熱すぎる水は火傷の恐れがあるため、適温の水が推奨されます。

灌流で改善しない場合は、医師が専用の吸引器具や小型の器具で慎重に耳垢を除去します。

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