中耳炎の主な症状とは

耳の痛み

中耳炎で最も一般的に見られる症状は耳の痛みです。耳内に液体がたまり鼓膜が圧迫されることで痛みが生じます。子どもは痛みを感じると耳を触ったり引っ張ったりし、耳が詰まった感じや異様な感覚を訴えることがあります。激しい痛みのために泣き叫ぶこともあります。

耳の分泌物(排膿)

急性中耳炎では膿がたまり、耳から液体が漏れることがあります。朝起きたときに枕に黄色い染みが残っていることもあります。感染が進行すると聴力低下が起こります。排膿は一時的に痛みを和らげることがありますが、感染が悪化すれば不快感は増します。

視覚障害

稀に中耳炎に伴い視覚障害が現れることがあります。耳の中で「ポップ」音がした後に視界が暗くなると訴える患者もいます。これらはめまいや眩暈を伴うケースで見られ、頻繁ではありません。

頭痛

中耳炎が重症化すると、激しい頭痛を伴うことがあります。場合によっては乳様突起炎(乳様突起骨の感染)に進行し、頭部中央に鈍い痛みが生じます。乳様突起炎は入院や静脈内抗生物質治療が必要な重篤な合併症です。

発熱

中耳炎に伴い発熱することがあります。感染が重くなるほど熱が上がる傾向がありますが、熱が出ないケースや軽度の発熱にとどまるケースもあります。発熱は耳の痛みや排膿といった他の症状と同時に現れることが多いです。

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