耳の閉塞感を解消する方法
耳の閉塞感は小さな問題に思えるかもしれませんが、耐えがたい不快感をもたらし、時には無力感さえ感じさせます。主な原因は、耳垢の詰まり、耳の感染症、鼓膜の破裂の3つです。原因に応じて適切な対処法が異なります。
耳垢の詰まり
耳垢は耳を保護し、ほこりや細菌、異物の侵入を防ぐ役割があります。しかし、分泌される量が多すぎると自然に排出しきれず、硬化して外耳道を塞ぎ、閉塞感を引き起こします。
軽度の詰まりであれば自宅での対処が可能です。ベビーオイル、グリセリン、ミネラルオイル、または市販の耳垢除去用ドロップを使用して耳垢を軟らかくし、自然に排出させましょう。
耳の感染症
耳の感染や炎症は「外耳炎(otitis externa)」「中耳炎(otitis media)」と呼ばれ、いずれも閉塞感と痛みを伴います。
外耳炎(外耳の感染)
外耳炎は軽度で数日で改善することが多いです。市販の抗菌性外用薬で耳を洗浄し、常に耳を乾燥させることが重要です。医師は吸引器で耳垢を除去し、必要に応じて抗生物質を投与します。
中耳炎(中耳の感染)
中耳炎の場合、ハーブ療法が有効とされています。金雀花、モリン、セイヨウオトギリソウ、エキナセアを配合した耳滴や、エキナセア・タイム・エルダーフラワーの酊剤が効果的です。温めたニンニクオイルを直接耳に垂らすホームレメディもおすすめです。
鼓膜の破裂
鼓膜が破れた場合、一時的に聴力低下や閉塞感が生じます。自然に数か月で治癒しますが、破れたままでは細菌が侵入しやすく、感染のリスクが高まります。
鼓膜が破裂しているときは、耳を清潔に保ち、乾燥させることが大切です。温湿布で痛みと閉塞感を和らげ、必要に応じて医師が抗生物質を処方することがあります。
症状が長引く、激しい痛みや発熱がある場合は、早めに耳鼻科を受診してください。
