BTE(耳背式)補聴器で電話を快適に使う方法
はじめに
Behind-the-ear(BTE)型補聴器はサイズや形、カラーが豊富です。かつては重度の難聴向けに処方されていましたが、現在ではあらゆる程度の難聴に対応しています。BTE補聴器はイヤーモールドやチップがチューブで本体に接続され、装置本体は耳の後ろに装着します。電話で話す際の操作は、装着しているイヤーモールドの形状によって異なります。慣れが必要ですが、毎回補聴器を外す必要はありません。練習すれば電話中の聞き取りがスムーズになります。
開放型・オープンフィットのBTE補聴器を使用する場合
- 電話を通常通り耳に当てる。開放型の補聴器は耳道が塞がれていないため、電話の音が比較的聞き取りやすいです。
- 受話器を少し上向きに傾ける。補聴器のマイクが音を拾い、耳へ届けます。マイクを利用して電話音を増幅させると聞き取りが楽になります。
- イヤーモールドを少しだけ引き出す。オープンフィットの場合、ソフトなチップやドームが耳道に入っています。軽く引き出すことで音が耳に入りやすくなります。通話後は元に戻すことを忘れないでください。
カスタムメイド・フルイヤー・遮音型イヤーモールドの場合
- 電話受話器を補聴器の上に当てる。フルイヤー型は耳道がモールドで満たされているため、補聴器のマイクで音を増幅します。受話器は耳道ではなく、補聴器が装着されている耳の上部に置きます。
- 補聴器の音量を上げる。受話器を補聴器の上に置いても聞き取りにくい場合は、補聴器本体または電話機の音量を上げて調整してください。
- 受話器の位置を変えてみる。補聴器の上や側面など、様々な位置に受話器を置き、最も聞き取りやすい位置を探します。
- テレコイルモードを使用する。補聴器にテレコイル機能がある場合、手動ボタンやスイッチでテレコイルモードに切り替えます。テレコイルモードではマイクがオフになり、電話の磁気信号を直接受信します(1989年以降に製造された電話は対応)。切り替えた直後は雑音が聞こえることがありますが、受話器を補聴器に近づけると音声が聞こえます。詳しくは取扱説明書や医療提供者に確認してください。
