コンタクトレンズの処方箋の読み方
コンタクトレンズを装着するには、まず眼科医から処方箋を受け取る必要があります。眼鏡からコンタクトに切り替える場合、処方箋の表記が眼鏡用と異なることに戸惑うかもしれません。ここでは、コンタクトレンズ用処方箋の各項目の読み方をステップごとに解説します。
コンタクトレンズ処方箋の読み取り手順
- OD と OS の確認
OD はラテン語で「右眼」を意味する oculus dexter の略で、右目に関する数値が記載されています。OS は「左眼」を意味する oculus sinister の略で、左目に関する数値が記載されています。 - Power(度数)
「Power」または「Pwr」の欄に記載された数値がコンタクトレンズの度数です。遠視(ハイパーロピア)の場合はプラス記号(例:+1.75)、近視(ミオピア)の場合はマイナス記号(例:-1.75)となります。 - Cylinder(円柱)と Astigmatism(乱視)
「Cyl」または「Cylinder」の欄は乱視の矯正が必要な場合に記入されます。プラス記号は遠視性乱視、マイナス記号は近視性乱視を示します。 - Axis(軸)
「Axis」の数値は円柱の向きを示す角度(0°〜180°)です。円柱の数値と合わせて乱視矯正の詳細が決まります。 - Base Curve(ベースカーブ)
「BC」または「Base Curve」の欄はレンズの内側曲率を表し、数値は通常 8.0 〜 9.0 などで示されます(例:8.6)。 - Diameter(直径)
「Diameter」または「Dia」の数値はレンズの直径(mm)です。適切な直径でないと、レンズが大きすぎたり小さすぎたりして装着感が悪くなります(例:14.0)。 - Brand(ブランド)
「Brand」欄には処方されたレンズのメーカー名が記載されています。乱視用レンズは「Toric」表記が付くことが多く、使用期間を示す「1-Day」や「EW(Extended Wear)」などの略称も見られます。
以上の項目を確認すれば、コンタクトレンズの処方箋を正しく理解し、適切なレンズを選ぶことができます。
