慢性緑内障の兆候と症状
慢性緑内障(開放隅角緑内障)は、眼圧上昇や遺伝的要因、年齢、民族性、視神経の形状などがリスクとなります。眼球の前部には「房水」と呼ばれる液体があり、眼球の奥で生成され、前房角と呼ばれる細い通路を通って排出されます。この排出路が詰まると房水がたまり眼圧が上がり、視神経が圧迫されて視力が徐々に低下します。
早期症状
- 初期の症状は非常に緩やかで自覚しにくく、痛みもありません。視野の端に小さな黒い点や視野欠損が現れることがありますが、日常生活ではほとんど気付かれません。
顕著な症状
- 視野の端に薄い暗点が現れ、視界がぼやけたり、光の周りに色のハローが見えることがあります。暗い部屋に入ったときの目の調整が遅れたり、眼鏡を新調しても視力が改善しないと感じることがあります。これらの症状が見られたら、眼科医の受診をおすすめします。
後期症状
- 視野欠損が拡大し、トンネルビジョン(中心部だけが見える状態)になります。進行が進むと両眼ともに視力が失われ、永久的な失明に至ることがあります。
