ホウ酸で目の炎症を和らげる方法と注意点

ホウ酸とは

ホウ酸はホウ素、酸素、水素からなる無機化合物で、主に乾燥した塩床や砂漠地帯に自然に存在します。外観は食塩に似た白色結晶です。古代ギリシャ時代から防腐剤や消毒剤として利用され、1702年にウィルヘルム・ホンベルクが商業利用の特許を取得しました。

目の洗浄液としてのホウ酸

ホウ酸は弱酸性で、1.5%程度に希釈すれば軽い刺激や結膜炎(いわゆるピンクアイ)を和らげることができます。ほこりや大気汚染、ウイルスによる目の不快感に対しても有効です。

ペットへの使用例

獣医師の中には、猫や犬の結膜炎や車窓から顔を出す際に起こる目の刺激に、低濃度のホウ酸液を勧めることがあります。使用は目に直接触れないよう、綿球や目用カップで行います。

ホウ酸溶液の作り方

医薬品グレードのホウ酸はドラッグストアやディスカウントストアで入手できます。作り方は以下の通りです。

  1. 1クォート(約950ml)の水を沸騰させます。
  2. 医薬品グレードのホウ酸大さじ1杯(約15g)を加え、完全に溶かします。
  3. 室温まで冷ましたら、清潔な容器に¼カップ(約60ml)程度注ぎます。
  4. 綿球に少量を含ませ、患部の目を優しく拭きます。使用後は綿球を捨て、1日2回繰り返します。2〜3日で症状が改善します。

目用カップでの使用方法

小さな容器に溶液を入れ、シンクの上で目のカップを装着します。頭を後ろに傾け、目全体に液が行き渡るように眼球を動かします。使用後はカップを外し、液をシンクに流します。

安全上の注意点

  • ホウ酸アレルギーがある場合は使用しないでください。
  • 残った溶液は密閉容器に入れ、室温で保管し、子供やペットの手の届かない場所に置きます。
  • 推奨濃度より濃い溶液は絶対に作らないでください。
  • 使用中に炎症や不快感が増したら、直ちに医師の診察を受け、使用したことを伝えてください。

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