モノビジョンコンタクトレンズの処方方法
手順
検査
両眼の視力検査を受け、モノビジョンコンタクトレンズが深度感覚や近距離視力に与える影響を評価します。単焦点レンズの処方手順に加え、各眼を個別に検査します。
EyecareContacts.com の Dr. Larry Bickford 氏によると、遠距離視力用に支配的な眼にレンズを、近距離視力用に弱い眼にレンズを装着します。米国眼科学会は、遠距離視力の鮮明さと正確さがモノビジョン処方の重要ポイントとしています。
老眼(老視)への対応
老視は加齢に伴う水晶体の柔軟性低下で、遠近の焦点調整が困難になる状態です。モノビジョンコンタクトは、遠距離用と近距離用のレンズを組み合わせることで、老眼を補正します。近視が軽度で遠距離視力に支障がなければ、遠距離用レンズは片眼だけで済む場合があります。
適応期間
脳が新しい視覚情報に慣れるまで、2〜6 週間かかります。この間にぼやけや頭痛が生じた場合は、遠近レンズの配置を入れ替えて調整します。両眼が同等に見るわけではないため、遠距離の細部が若干鈍くなることがありますが、重大な支障はありません。細部の視認が必要な夜間運転などでは、併用で眼鏡を使用することを推奨します。
見た目と利便性の向上
モノビジョンコンタクトを使用すれば、眼鏡の必要がなくなり、外見がすっきりします。特に +1.25 〜 +2.00 ディオプターの屈折差がある場合に効果が高いとされています。
使用上の注意
モノビジョンレンズは両眼の視力が均等でなくなるため、遠距離や近距離の高精度作業に影響があります。悪天候時や夜間の運転は危険です。米連邦航空局(FAA)は、パイロットがモノビジョンコンタクトを装着することを禁止しています。
