ケアンテリアの目の病気
ケアンテリアは、特定の眼疾患にかかりやすい犬種です。早期発見と獣医師による適切な治療が重要です。主な疾患として、眼メラノシス(眼メラニックグレアウマ)、メラニック細胞緑内障、そしてレンズ脱臼があります。
眼メラノシス
眼メラノシスはケアンテリア特有の遺伝性疾患で、両眼に小さな黒色斑点が現れ、徐々に眼内に液体がたまり圧が上昇します。稀に眼黒色腫が発生し、眼外へ転移することがありますが、早期に発見すれば視力低下を遅らせることが可能です。
メラニック細胞緑内障(メラニック緑内障)
メラニック細胞緑内障は、旧称「色素性緑内障」で、ケアンテリアに特有の疾患です。遺伝的要因が関与し、9歳から13歳の犬に多く見られます。片眼または両眼に発症し、黒色の虹彩変化や眼の腫れが初期症状です。異常に増殖したメラニック細胞が角膜や網膜に広がり、眼圧が上昇して緑内障へと進行します。
レンズ脱臼
レンズ脱臼は遺伝性の眼疾患で、眼の水晶体が位置ずれし、焦点が合わなくなります。痛み、充血、涙目が初期症状です。放置すると緑内障やブドウ膜炎を引き起こし、失明のリスクが高まります。早期に症状を見つけ、獣医師の診断・治療を受けることが重要です。
ケアンテリアは全体として健康な犬種ですが、上記のような眼疾患は早期に対処すれば予後は良好です。定期的な眼のチェックと異常があればすぐに獣医師に相談しましょう。
