バイフォーカルレンズ vs プログレッシブレンズ
適用範囲
加齢に伴い、近くの文字や物を見るための調節力が低下する状態を老眼(老視)と言います。また、眼球が過度に内転し、近距離の対象がぼやける「過度の収束」も、遠近両用レンズが必要になる原因です。
バイフォーカルレンズ
バイフォーカルレンズは、遠距離と近距離の視力矯正を同一の眼鏡で行える最も一般的なタイプです。レンズ上部が遠距離用、下部に明確な境界線があり、そこから近距離用の度数に切り替わります。コストが比較的低く、シンプルな設計で多くの人に選ばれています。
プログレッシブレンズ
プログレッシブレンズ(ノーラインバイフォーカル)は、境界線がなく滑らかに視力が変化するレンズです。遠距離、近距離に加えて中距離(パソコン作業や料理など)用の領域も設けられており、自然な視界移行が可能です。
選択時の考慮点
プログレッシブレンズは設計ごとに視界のクリアゾーンとゆがみが異なります。初めて使用する人は、レンズに慣れる過程で「泳ぐ」や「揺れる」感覚(スイム&スウェイ)を感じることがありますが、通常数日から数週間で適応します。
歴史
最初のバイフォーカルレンズは、1760年代初頭にベンジャミン・フランクリンが考案しました。その後、技術の進歩によりプログレッシブレンズが開発され、現在では多様なデザインが提供されています。
