レーザー手術で黄斑パッカーは治せるのか?
症状と治療法
中心部のかすみや視界の歪み、細部が見えにくいといった症状がある場合は、眼科医の診察を受けて黄斑パッカーかどうかを確認してください。診断が出たら、症状の重症度と治療の意思を検討します。
症状が片眼だけで、読書や運転など日常生活に支障がない場合は手術を選択しないこともあります。一方、症状が進行し両眼に及ぶ、あるいは視界が大きく歪む場合は、硝子体手術(硝子体切除術)のリスクと利益を医師と相談してください。
点眼薬やサプリメント、レーザー治療は黄斑パッカーには効果がありません。自然に改善するケースは約10%です。
手術
黄斑パッカーは、眼球内を満たすゼリー状の硝子体が収縮し、網膜から離れることで微小な裂傷や損傷が起こり、瘢痕組織が形成されることが原因です。瘢痕が収縮すると網膜がしわくちゃになり、黄斑部が影響を受けると中心視力が低下します。
硝子体手術では、外科医が硝子体を除去し、滅菌生理食塩水で置換します。その後、網膜上の瘢痕組織を除去してしわやたるみを取り除きます。手術は局所麻酔下で日帰りで行われ、術後は数日から数週間、点眼薬と眼帯の使用が必要です。回復は徐々に進み、完全な視力回復まで数か月かかることがあります。
多くの場合、視力は改善し歪みは大幅に軽減しますが、完全に元通りになることは稀です。平均的には、症状が出る前の視力の約50%まで回復しますが個人差があります。手術のリスクとしては出血、感染、網膜剥離などがあります。
