眼圧が上がる原因とは?
眼圧(正式には眼内圧、IOP)は、眼球内の液体(房水)の量で決まります。眼圧が正常範囲を超えると「眼圧亢進」と呼ばれ、緑内障のリスクが高まります。
房水(眼液)の役割と流れの障害
房水は角膜や水晶体に栄養を供給し、眼球内部を清浄に保つ重要な液体です。排出経路が詰まると房水がたまり、眼圧が上昇します。
加齢
年齢とともに眼の微細構造や機能が低下し、眼圧が徐々に上がります。特に40歳以上の人は眼圧亢進のリスクが高くなります。
性別
研究によると、女性は男性に比べて平均眼圧がやや高い傾向があります。閉経後の女性は眼圧亢進のリスクがさらに上がるとされています。
人種
アフリカ系アメリカ人は他の人種に比べて眼圧が高く、眼圧亢進や緑内障の発症率も高いことが報告されています。
網膜血管閉塞
網膜静脈閉塞や網膜動脈閉塞は血流や酸素供給を妨げ、眼圧上昇を引き起こすことがあります。重症化すると視力低下につながります。
緑内障
緑内障は眼圧が過度に上昇し、視神経が損傷する疾患です。眼圧亢進は緑内障の最も重要な前兆とされています。
眼圧の変化は早期発見が重要です。定期的な眼科検診で眼圧を測定し、リスク要因がある場合は適切な管理を行いましょう。
