目の焦点に関する問題
眼の焦点は、虹彩と瞳孔のすぐ後ろに位置する、M&Mキャンディ大の透明なレンズによって決まります。レンズや眼の他の部分に起因するさまざまな障害は、先天的であったり、若年期に現れたり、加齢とともに起こったりします。
屈折異常
近視、遠視、老眼の3つが代表的な屈折異常です。正常な焦点(正視、20/20視力)では、光は網膜の中心にある黄斑に結像します。近視は結像点が黄斑より前に来るため遠くがぼやけ、遠視は結像点が黄斑より後ろになるため近くが見えにくくなります。老眼は40歳以降に起こりやすく、近くの対象に焦点を合わせる力が低下します。老眼の人は老視鏡や遠近両用眼鏡が必要になることが多いです。
白内障
白内障はレンズが濁ったり不透明な部分ができたりすることで起こり、視界がぼやけます。「滝」のラテン語に由来し、まるで滝越しに見るような視覚になることから名付けられました。80歳以上の米国人の約半数が罹患しており、手術で改善できます。主な症状は視力低下、光に対する過敏、光源の周囲にハローが見える、色がくすむ、二重視などです。
緑内障
緑内障は眼球内の液体圧が上昇し、視神経を圧迫することで視野が狭くなる病気です。初期は薬物療法や手術で管理します。代表的な症状は側方視野(周辺視野)の欠損です。
加齢黄斑変性
黄斑は網膜の中心部で、視野の中心を担います。ここが劣化すると、中心視野にぼやけや盲点が生じます。加齢黄斑変性は60歳以上の視力喪失の主な原因です。根本的な治療法はありませんが、早期発見により視力の低下を遅らせることが可能です。
飛蚊症
加齢に伴い、眼球内部のゼリー状の硝子体が液化し、微小な破片が漂うことで「飛蚊症」と呼ばれる浮遊物が見えるようになります。通常は無害で、視界に小さな点や糸が動くように見えますが、数が多い、急に増えた、または光の閃光や視野欠損を伴う場合は、網膜裂孔や眼内腫瘍のサインになることがあります。
