遠視改善のための目のエクササイズ
遠視(遠視性)は、像が網膜の後ろに結ばれることで起こります。正常な視力では像が網膜上に結ばれますが、遠視の場合は近くの物がぼやけて見えます。近年の研究では、目のトレーニングによりピント調節機能を改善できることが示されています。米国視能訓練協会(AAO)は、視覚機能の生理的障害に対する有効な治療法として視覚療法を支持しています。すべてのエクササイズは眼鏡やコンタクトレンズを外した状態で行ってください。
1. ブリンク(瞬き)
目の緊張を和らげ、長時間集中しやすくするシンプルなリラクゼーション法です。近くの対象に目を向け、3秒ごとにまばたきしながら2分間続けます。目が疲れたときやピントが合いにくいときに実施してください。
2. パーミング
完全な暗闇の中で目の筋肉をリラックスさせます。手のひらで目を覆い、光を遮断します。目を優しく閉じたまま、上、下、左、右と視線を動かし、約2分間続けます。目を開けたときにピントが合わせやすくなるはずです。
3. フィギュアエイト(8の字)
目の筋肉を鍛え、柔軟性を高めます。約3メートル先のエリアに焦点を合わせ(特定の物体ではなく領域に意識を向ける)、水平に8の字を描くように目を動かします。距離は一定に保ち、2分間続けます。
4. 近遠フォーカシング
近くと遠くの対象を交互に見ることでピント調節力を強化します。手や指を顔から約30センチ離し、5秒間対象に集中したら、遠くの物体に切り替えて5秒間見ます。これを数分間繰り返します。続けるほど近距離の対象にピントが合いやすくなります。
5. トロンボーニング
腕の長さほど離れた対象に焦点を合わせ、ゆっくりと鼻先まで近づけ、再び腕の長さまで戻します。1回の往復をゆっくり行い、2分間続けます。1日数回実施して、短距離でのピント合わせを鍛えましょう。
