夜盲症(夜間視力低下)の症状と対策

明るい建物から外へ出て暗闇に入ると、一瞬何も見えなくなることがあります。これは普通のことなのか、何か問題があるのか気になるでしょう。夜盲症(医学的には nyctalopia と呼ばれる)の症状を知っておくと、適切な判断や対策がしやすくなります。

定義

夜盲症は、夜間や薄暗い環境で視力が低下する状態を指しますが、完全に見えなくなるわけではありません。米国国立衛生研究所(NIH)によれば、医学用語は「nyctalopia(ナイトカロピア)」です。

症状

  • 薄暗い場所で画像や輪郭がはっきりしない
  • 車のヘッドライトが通り過ぎた後、数秒間視界がぼやける
  • 目の乾燥感やぼやけた視界
  • 晴れた夜空の星が見えにくい

原因

  • ビタミンA欠乏:子どもだけでなく大人にも起こり得る主要因(CDC)
  • 近視(近眼)や屈折異常
  • 緑内障治療薬の副作用
  • 網膜色素変性症(retinitis pigmentosa)などの網膜細胞障害
  • 白内障

治療法

  • ビタミンA欠乏が原因の場合はビタミンAサプリメントで補充
  • 近視が原因なら新しい眼鏡やコンタクトレンズで視力を矯正
  • 緑内障薬の副作用であれば、医師に相談して薬剤変更
  • 白内障の場合はレンズ置換手術が有効
  • 網膜色素変性症には現在根本的な治療法はなく、眼を保護するためにサングラスを着用することが推奨される(NIH)

誤解と正しい対策

「暗い場所で見えにくい=夜盲症」や「夜盲症は非常に一般的」という認識は誤りです。ウィスコンシン州保健局によれば、真の夜盲症は稀です。多くの人は単に光量が少ないため視認性が低下しているだけです。夜間の視力を向上させるためのポイントは次の通りです。

  • 夜間は必ず眼鏡を着用する
  • ヘッドライトのまぶしさを抑える反射防止コーティング付きレンズを選ぶ
  • 蛍光灯よりも白熱灯を使用すると、目に優しい光が得られる

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