ドライアイの治療法:薬・手術・セルフケア

薬物療法でドライアイを改善

ドライアイの原因が炎症や感染によるものの場合、医師は抗生物質の点眼薬・軟膏・経口薬を処方します。感染がなくても、炎症を抑えて涙の質を高めるために、リスタジス(シクロスポリン点眼薬)やステロイド点眼薬が使用されることがあります。ただし、活動性の眼感染やヘルペスがある場合は使用できません。処方された薬は、指示された期間全て使用し、途中で中止しないことが重要です。

手術・処置で涙の保持をサポート

まばたきが不完全で涙が十分に広がらない場合や、涙道が過剰に開いている場合は、眼形成外科医による手術が検討されます。主な処置は次のとおりです。

  • 涙道プラグ:一時的または永久的に涙道を塞ぎ、涙が目表面に長く留まります。取り外し可能なものと、永続的に留まるものがあります。
  • 熱焼灼(サーマルカトレ): 加熱したワイヤーで涙道を縮小し、瘢痕化させて永久に閉鎖します。

セルフケアで乾燥を予防

市販の人工涙液は乾燥感を和らげる基本的な対策です。保存料フリーの点眼薬は頻繁に使用でき、保存料入りのものは1日4回までに制限してください。赤み除去成分が含まれる点眼薬はドライアイを悪化させるため、避けるべきです。

さらに、以下の生活習慣が症状軽減に役立ちます。

  • 加湿器を使用して室内の湿度を上げる。
  • 風が強いときはサングラスや保護メガネを着用する。
  • 意識的にまばたきを増やし、涙が均等に広がるようにする。
  • 慢性ドライアイの場合、目が乾いていないと感じても定期的に人工涙液を使用し、常に潤いを保つ。
  • 特殊なコンタクトレンズ(リキッドレンズ)で角膜上に水層を作り、長時間の潤いを確保できるか医師に相談する。

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