人工眼(ガラス眼)を装着する手順
概要
人工眼(眼球義眼)は、外科手術で眼球が除去された際に使用する人工の目です。手術時に眼窩にインプラント用の球体が埋め込まれ、その上に義眼を装着します。かつてはガラス製が主流でしたが、現在は傷や破損に強いアクリル樹脂が99%以上使用されています。ガラスは、再発性結膜炎の治療やアクリルにアレルギーがある場合に限り使用されます。
必要なもの
- 洗面台のシンク
- 義眼(人工眼)
- 刺激の少ない無香料・無保湿剤のハンドソープ
- タオル
- 鏡
装着手順
シンクの排水口を閉めます。タオルで覆っておくと、義眼が流れ落ちるのを防げます。
手と義眼を、刺激の少ない無香料・無保湿剤の石鹸で優しく洗います。研磨剤は使用しないでください。
義眼の向きを確認します。内側の涙点付近に赤みがあることが多く、視力が低い場合は凹みや切欠きを指で確かめます。
上まぶたを上げて、十分な空間を作ります。
親指と中指で義眼をつまみ、上まぶたの下に滑らせて入れます。必要に応じて下まぶたを下げて位置を調整します。
人差し指で義眼を固定し、下まぶたを下げて義眼が下まぶたの下に自然に落ちるようにします。
義眼が正しい位置に収まっていることを鏡で確認します。
