アイパッチの正しい装着方法
アイパッチは、眼の手術後や角膜擦過傷などの外傷後に使用される一般的な治療法です。弱視や斜視の患者には、強い方の目を覆うことで弱い方の目を使わせ、筋力を高める目的で日常的に装着が指示されることがあります。アイパッチには、皮膚に貼り付けるタイプ、眼鏡に装着できるタイプ、頭部にストラップで固定する布製タイプの3種類があります。
必要なもの
- アイパッチ
- ヒドロコルチゾンクリーム
- はさみ
- タイマーまたは目覚まし時計
- ガーゼパッド
装着手順
布製のアイパッチを使用する場合は、頭部ストラップの長さを調整し、きつすぎずゆるすぎない程度に装着します。過度に締め付けると頭痛や皮膚の摩擦で不快感が生じます。
目を閉じた状態を保つために、眼の上にガーゼを当てます。特に目が奥にある人は、パッチだけではまぶたが閉じずに不快感や治癒遅延の原因になることがあります。ガーゼがまぶたに直接触れることで、確実に目を閉じられます。
対象の目にアイパッチを装着し、必要に応じてタイマーや目覚まし時計をセットします。斜視や弱視の治療では、1日あたりの装着時間が決められていることが多いため、時間管理が重要です。
装着中は、深度感覚が低下するため、運転や自転車、階段の上り降りなど危険を伴う行動は避けてください。特に子供や高齢者は転倒のリスクが高くなります。
所定の時間が経過したら、または夜間に装着している場合は、アイパッチを外します。ストラップや接着剤による刺激を最小限に抑えるためです。
接着剤による皮膚のかゆみや赤みが出た場合は、ヒドロコルチゾンクリームを塗布して炎症を抑えます。アレルギー反応が原因の場合に有効です。
