黄斑皺(マクラーパッカー)の治療と対処法

黄斑は網膜の中心部に位置し、中心視力を担う重要な部位です。時に、眼内に「上皮網膜膜(エピレチナル膜)」と呼ばれる瘢痕組織が形成され、黄斑を引っ張ることがあります。エピレチナル膜の形成原因は明確ではなく、糖尿病などの基礎疾患や眼手術が関与することもありますが、多くは原因不明です。

これらの膜が黄斑を皺くずれさせると「黄斑皺(マクラーパッカー)」と呼ばれる状態になります。症状としては細部の視認が困難になったり、直線が波状や途切れたように見えることがあります。

治療のステップ

  1. まずは眼科医に相談し、黄斑皺の治療が必要かどうかを判断してもらいます。視力への影響が軽微であれば、定期的な眼底検査で経過観察するだけで済む場合があります。

  2. 視力が著しく低下し、日常生活に支障が出る場合は手術が検討されます。手術前には局所麻酔の実施や、硝子体除去(ビトレクトミー)・上皮網膜膜除去といった手順について説明を受け、指示に従って準備します。

  3. 手術後は医師の指示通りに点眼薬や内服薬を使用し、定期的に術後検査を受けます。術後の炎症や感染を防ぐためのケアを怠らないことが重要です。

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