プログレッシブレンズの正しい装着と使い方

プログレッシブレンズとは

プログレッシブレンズは、ラインのない遠近両用レンズ(ノーラインバイフォーカル)とも呼ばれ、遠距離用、近距離用、そして中間距離用の3つの度数が滑らかに変化するレンズです。主に老眼(老視)対策として40歳以降に処方されます。

従来のバイフォーカルレンズは視野に境界線があり、視線を移すたびに「イメージジャンプ」と呼ばれる急激な視覚変化が起こりますが、プログレッシブレンズは上部に遠距離用、下部に近距離用の度数が段階的に配置されているため、自然に見える範囲が広がります。

レンズ内部の度数変化は、ほぼ見えない「山」の形を描き、山の頂点が瞳孔のすぐ下に来るように設計されています。上部は新聞やパソコン画面などやや遠くのもの、中央部は机上の書類、下部は薬のラベルなど手元の近距離を見るのに適しています。

プログレッシブレンズの適切なフィッティング

適切なフィッティングは視力の最適化に不可欠です。レンズが十分に大きく、ノーラインバイフォーカルを収められるフレームを選び、鼻梁の上部にしっかりと乗り、顔に密着する形が理想です。

眼鏡店のスタッフは、座った状態で正面を向き、眼鏡のフレームに対する瞳孔位置やレンズの開始点を測定します。水平距離(PD)も正確に測定し、レンズの中心が瞳孔に合うように調整します。

フィッティングの際は、仕事や趣味で必要な視野範囲を相談しましょう。たとえば、薬剤師のように高い棚のラベルを読む必要がある場合、通常のプログレッシブレンズだけでは不十分です。必要に応じてレンズの度数や位置をカスタマイズすることが可能です。

プログレッシブレンズに慣れるコツ

新しいプログレッシブレンズに慣れるためは、旧眼鏡をすぐに外し、常に新しい眼鏡を装着し続けることが効果的です。読む際は頭を回し、鼻をレンズの適切な領域に合わせるよう意識しましょう。

継続的に使用することで、視覚が自然に新しい度数に適応し、快適な視界が得られます。

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