よくある目のトラブルと対処法

多くの人が乾燥眼、色覚異常、近視、漂浮物、麦粒腫(ものもらし)、結膜炎(ピンクアイ)、遠視などの目のトラブルに悩んでいます。これらは視力を失うほどの重症ではありませんが、日常生活の妨げになることがあります。ほとんどは眼鏡、コンタクトレンズ、簡単な手術で改善できますが、色覚異常のように根本的に治せないものもあります。

乾燥眼

目が極端に乾く状態です。自己免疫疾患(シェーグレン症候群や狼瘡)と関連することがあるため、早めに眼科受診が必要です。軽度なら人工涙液で対処できますが、重症例は眼内プラグや小手術で改善します。

近視(近視眼)

眼球が通常より長く、遠くの物がぼやけて見える状態です。先天的に持っている場合や加齢とともに進行することがあります。レーザー屈折手術で永久的に矯正でき、眼鏡やコンタクトレンズでも一時的に視力を補正できます。

遠視

遠くの物ははっきり見える一方、近くの物がぼやける状態です。加齢とともに起こりやすいですが、若年でも発症します。未矯正のまま放置すると頭痛や眼精疲労を招くため、眼鏡やコンタクトレンズで調整します。

色覚異常

主に男性に多い遺伝性の障害で、特定の色(青と黄、緑と赤)を区別しにくくなります。日常生活への支障は軽いことが多いですが、パーキンソン病や下垂体機能低下症(Kallmann症候群)の兆候であることもあります。現在のところ根本的な治療法はありません。

弱視(ラジックアイ)

5歳未満の子どもが視覚刺激不足で片目の視力が十分に発達しない状態です。早期に治療すれば6歳までに改善可能ですが、成長が止まると矯正は難しくなります。専門医の診察が必要です。

麦粒腫(ものもらし)

まぶたにできる小さな膿性の腫れで、細菌感染が原因です。多くは自然に治りますが、1週間以上続く、赤みや光過敏がある場合は抗生物質点眼薬や外科的排膿が必要です。

漂浮物(フロート)

視界に小さな点や糸のようなものが浮かんで見える現象です。眼球内の硝子体が加齢で縮小し、細胞の塊が浮かんで見えることが原因です。ほとんどは時間とともに軽減しますが、急に増えた場合は網膜剥離のサインになることがあるため、速やかに眼科を受診してください。

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