糖尿病性網膜症の見分け方と進行段階

糖尿病性網膜症とは

糖尿病を20年以上患っている人の多くは、網膜に糖尿病性変化が現れ始めます。網膜は眼球の後部にある光を感知する組織で、血管が損傷すると糖尿病性網膜症が発症します。これは糖尿病に関連する最も一般的な眼疾患であり、米国では成人の失明原因の上位に位置します。早期発見が視力保護に不可欠です。

糖尿病性網膜症の進行段階と主な症状
  1. 初期段階:視力の変化に気付かないことが多いですが、症状が進むと視力低下が現れます。
  2. 血管の膨張:網膜の血管に風船状の小さな腫れ(マイクロアンジオパチー)が見られます。
  3. 血管閉塞:網膜を栄養する血管が次第に詰まり、血流が阻害されます。
  4. 血流不足:閉塞が広がると、網膜の一部が十分な血液供給を受けられなくなります。
  5. 新生血管形成(増殖期):進行すると脆弱な新しい血管が形成され、眼内のゼリー状液体(硝子体)に出血しやすくなります。これが視力喪失や失明につながります。

定期的な眼科検診と血糖コントロールが、糖尿病性網膜症の予防と早期発見に重要です。

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