雪盲(スノーブラインドネス)の治療法と予防対策

雪盲は、紫外線(UV)を遮るサングラスなしで強い日光を雪面や氷面から反射した光にさらされることで起こります。眩しい光が角膜や結膜に炎症を起こし、まるで日焼けしたように焼ける症状です。

必要なもの

  • 柔らかい布やガーゼ製のアイパッド
  • 冷たい水
  • 鎮痛剤(市販のもの)
  • UVカットサングラス

手順

  1. 雪盲の特徴を把握しましょう。視力の一時的な低下と、軽い不快感から激しい痛みまで幅広い痛みが伴います。炎症、充血、涙目、目に砂が入ったような感覚が典型的です。繰り返し紫外線にさらされると、最悪の場合は日光網膜症となり、永久的な視力低下につながります。

  2. 症状は露出後数時間経ってから現れることがあります。曇天でも紫外線は届くため、日差しが見えなくても必ずUVカットの眼鏡を着用してください。

  3. 全周囲を覆うラップアラウンドタイプやゴーグルを選び、鼻から眉上、顎下までしっかりとカバーできるものを使用しましょう。UVカット率は99〜100%、光透過率は5〜10%程度が目安です。事前に眼科で雪盲用の点眼薬や軟膏を処方してもらうと安心です。

  4. 症状が出たらまず安静にし、必要ならば眼科を受診してください。コンタクトレンズを使用している場合はすぐに外し、柔らかいガーゼやフランネルで目を覆い、まぶたの動きで刺激が増えないようにします。冷たい湿布で眼瞼を冷やすと痛みや灼熱感が和らぎます。医師の指示があれば処方された点眼薬を使用してください。

  5. 市販の鎮痛剤(アスピリン、アセトアミノフェン、イブプロフェン等)を服用し、暗い部屋で横になって休みます。アイパッドは4時間ごとに交換し、症状の変化を確認してください。改善が見られない場合は、12時間以内または翌日までに必ず医師の診察を受けましょう。外出時は痛みが治まるまで暗色のサングラスを着用してください。

  6. 予防が最善の対策です。晴れていなくてもUVは雲を通過します。常にUVカットサングラスを着用し、雪上での眼の保護を徹底しましょう。

目と視力障害 - 関連記事