レーザー視力矯正手術後にフロートが現れる原因は?
フロート(飛蚊症)とは
フロートは、視界に浮かぶ小さな「糸くず」や点のことで、眼球内の硝子体(水晶体と網膜の間にあるゼリー状の組織)にある小さな沈殿物が浮き上がって起こります。通常は自然に消えることが多く、危険ではありませんが、視覚に不快感や障害を与えることがあります。
レーザー視力矯正手術とフロートの関係
LASIK などのレーザー視力矯正手術では、角膜にフラップ(薄いフラップ)を作り、下の組織にレーザーを照射します。このフラップがしわになったり、しっかり付着しなかったりすると、視界にフロートや暗点が現れることがあります。
視力の変動とフロート
手術後数か月は視力が不安定になることがあり、光のにじみやまぶしさ、暗点に加えてフロートが出現することがあります。通常は 3 か月以内に落ち着くとされています。
治癒過程でのフロート
レーザー手術は眼組織を微細に切除・再配置するため、眼の自然な機能が一時的に乱れます。その結果、硝子体の微小な変化が起こり、フロートが現れることがあります。これは軽度の副作用と考えられます。
眼感染症が原因になることも
稀に手術後に眼感染症が起こり、炎症により硝子体が液化すると、重い部分が沈降しやすくなり、フロートが増えることがあります。
フロートの対処法
多くのフロートは時間とともに減少し、自然に消えることが多いです。現在、目薬や内服薬でフロートを除去する方法はありません。症状が日常生活に支障をきたすほど重い場合は、YAGレーザー手術が選択肢となりますが、まずは経過観察が推奨されます。
