米国の約4000万人が視力矯正のために眼鏡ではなくコンタクトレンズを選択しています。コンタクトレンズは、レオナルド・ダ・ヴィンチが1508年に概念を提案し、1887年にドイツのガラス職人F.A.ムラーが実用化して以来、驚異的な進化を遂げました。現在もメーカーは装着感・快適性・視力補正の向上を目指し、技術開発を続けています。
酸素透過性に優れたシリコーンハイドロゲルレンズ
2008年12月、FDAはシリコーンハイドロゲルレンズの承認を行いました。この素材は角膜に届く酸素量を大幅に増やし、装着感を向上させると同時に眼感染症のリスクを低減します。
紫外線カット機能
シリコーンハイドロゲル素材の一種、セノフィルコンA(senofilcon A)を使用したレンズは、有害な紫外線を吸収し、目を保護します。
遠近両用・老眼対策レンズ
老眼(老視)に対応したコンタクトレンズが登場し、近くを見る力が衰えた方でも快適に使用できます。また、近・中・遠の3段階の視力を補正する「マルチフォーカル」レンズも改良が進んでいます。
乱視用ソフトトリックレンズ
角膜の形状が不規則な乱視の方でも、ソフトトリックレンズを装着できるようになり、視界が安定します。
円錐角膜(ケラトコナス)用コンタクトレンズ
円錐角膜患者向けに開発された「ClearKone」レンズは、角膜が薄くなり錐状に変形する症状に対応し、視力を改善します。
