刺激性ドライアイとその疾患
刺激性ドライアイは、目の表面が炎症を起こし、乾燥や不快感を伴う状態です。風やほこり、煙などの環境刺激や、特定の疾患・薬剤が原因となります。
原因
- 環境要因:風、ほこり、煙などの刺激で涙が蒸発しやすくなります。
- 基礎疾患:アレルギー、甲状腺疾患、シェーグレン症候群など。
- 薬剤:抗ヒスタミン薬、鼻炎薬、抗うつ薬などが副作用で乾燥を引き起こすことがあります。
主な症状
- 充血
- かゆみ
- 灼熱感
- 涙が出る
- 砂粒感や異物感
- 視界のぼやけ
- 光過敏
- コンタクトレンズ装着困難
治療法
症状が軽度の場合は、市販の人工涙液で潤いを補います。重症例や慢性化した場合は、処方薬や手術が検討されます。
人工涙液
点眼薬は液体、ジェル、軟膏など様々な形態があり、目の表面を潤すことで不快感を軽減します。
処方薬
ステロイド、シクロスポリン、リフィテグラストなどが使用され、炎症抑制や涙の分泌促進を目的とします。
手術的治療
点眼薬で効果が不十分な場合、涙点プラグで涙の蒸発を防止したり、涙腺移植術で涙の産生を増やす手術が行われます。
予防策
- 環境刺激を避ける:風やほこりが強いときは保護メガネを着用。
- 加湿器の使用:室内の湿度を保ち目の乾燥を防止。
- 十分な水分補給:体内の水分を保つことで目の潤いも維持。
- 長時間のパソコン作業の合間に休憩を取る。
- 乾燥感があるときはこまめに人工涙液を使用。
症状や治療について不安がある場合は、眼科医に相談してください。
