子宮頸部異形成(前がん)の治療法とは
軽度の子宮頸部異形成(CIN 1)
軽度の場合、体が自然に異常細胞を排除することが期待できるため、医師は経過観察を選択することがあります。3〜6か月後に再度パップテストを行い、変化がないか確認します。
中等度・高度の子宮頸部異形成(CIN 2・CIN 3)
中等度・高度の場合は、異常細胞を除去する治療が推奨されます。主な治療法は以下の通りです。
凍結療法(クライオサージェリー)
液体窒素を細いプローブで子宮頸部に直接当て、異常細胞を凍結・破壊します。
レーザー蒸散(レーザー・バイパー化)
高エネルギーのレーザービームで異常細胞を焼灼し、除去します。
電気外科的切除(ループ電気切除術:LEEP)
電流を流した細い金属ループで異常組織を切除し、切除した組織は病理検査に回します。
円錐切除(コーンバイオプシー)
子宮頸部の円錐形の組織を切除し、異常細胞の有無や癌への進展を確認します。全身麻酔または局所麻酔で行われます。
治療選択のポイント
治療法は異形成の程度、患者さんの年齢・妊娠希望、出血リスクなどを総合的に考慮して決定します。いずれの手術でも出血や感染のリスクがありますので、医師と十分に相談しましょう。
