子宮頸がんステージIIIの予後
がんとは
がんは細胞が制御不能に増殖し、周囲の組織や臓器に侵入する病気です。原因は化学物質、放射線、ウイルス感染などさまざまで、HPV(ヒトパピローマウイルス)のうち2型が子宮頸がんの70%以上を占めます。
子宮頸がんの概要
米国国立がん研究所によると、2007年に米国で11,000人以上の女性が子宮頸がんと診断されました。診断時にはがんの進行度(ステージ)を評価し、治療方針や予後を判断します。
子宮頸がんのステージ分類
ステージはがんの広がりに基づいて0〜IVまで分類されます。
- ステージ0:子宮頸部の表層にがんが限局。
- ステージI:がんは子宮頸部に留まり、肉眼的にほとんど見えない。
- ステージII:がんが子宮頸部を越えて膣や子宮体部に浸潤。
- ステージIII:がんが骨盤内に広がり、腎臓から膀胱への尿路が閉塞することがある。
- ステージIV:がんが遠隔臓器や組織へ転移。
予後(生存率)
がんの予後は5年生存率で示されます。ステージが上がるほど生存率は低下します。
- ステージ0〜I:95%以上
- ステージII:約75%
- ステージIII:約50%
- ステージIV:30%未満
ステージIIIの予後
米国がん協会のデータによれば、適切な治療を受けたステージIIIの女性の約50%が5年以上生存します。これは米国がん協会(American Cancer Society)や米国がん共同委員会(AJCC)の統計に基づく平均値です。個々の患者の反応は異なるため、最終的な予後は担当医が個別に評価します。
