過多月経(過剰な月経出血)の原因は?

女性は月経が毎月訪れますが、出血が過剰になると日常生活に支障をきたし、体調も悪化します。過多月経は正常ではなく、原因を特定し適切な対策を取ることが重要です。

過多月経(Menorrhagia)

メイヨークリニックによると、過多月経は卵巣機能の乱れや排卵が不規則になること(無排卵)など、さまざまな要因で起こります。

ホルモンバランスの乱れ

エストロゲンやプロゲステロンの分泌が正常でないと、子宮内膜が過剰に増殖し、月経時に大量出血します。ホルモンが適切に働くと、子宮内膜の増減がコントロールされ、出血は適量に抑えられます。

子宮筋腫・がん

子宮筋腫は良性腫瘍ですが、出血量が増える原因となります。また、子宮がんや子宮頸がんが進行すると過多月経を引き起こすことがあります。

子宮腺筋症(Adenomyosis)

出産経験があり、年齢が中高年になる女性に見られることが多く、子宮内膜が子宮筋層に入り込むことで激しい痛みと大量出血が起こります。

甲状腺機能障害・その他の原因

甲状腺機能低下症(甲状腺が鈍い状態)は出血過多の一因です。倦怠感や体重増加、過剰な月経がある場合は医師に相談し、甲状腺検査を受けましょう。子宮内膜症、腎臓・肝臓疾患、骨盤炎症性疾患(PID)も出血量増加に関与します。

子宮ポリープ・橋本病

子宮ポリープは子宮内壁にできる良性の腫瘍で、サイズが大きくなると大量出血を引き起こします。特に40代・50代の女性に多く見られます。

橋本病(慢性リンパ性甲状腺炎)は免疫系が甲状腺を攻撃し、甲状腺機能低下を招き、月経過多につながります。

IUD・薬剤・対策

避妊用子宮内避妊具(IUD)は過剰出血の原因になることがあります。出血がひどい場合はIUDを抜き、他の避妊方法を検討してください。

抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)や非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)も出血量を増やすことがあります。ホルモン剤の使用方法が不適切な場合も過多月経の原因です。

治療法は医師と相談し、イブプロフェン療法やハーブ療法など、自分に合った方法を選びましょう。

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