早期子宮頸がんの治療法
米国国立がん研究所によると、2009年に子宮頸がんの新規患者は11,270例、死亡者は4,070例でした。子宮頸がんは進行が遅く、定期的なパップテストで早期に発見されることが多いです。主なリスク要因はヒトパピローマウイルス(HPV)感染、パップテスト未受診、性的経験です。HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となる2型のウイルスから女性を保護します。早期に診断された場合は、医師と治療オプションについて十分に相談しましょう。
ループ電気外科切除術(LEEP)
ループ電気外科切除術は、細い金属ループに電流を流して異常組織を除去する手術です。診療所で数分で完了し、仰向けで足台に足を乗せ、局所麻酔を行います。手術中にめまいを感じたらすぐに医師に伝えてください。手術後はタンポンや膣洗浄、性交渉は避け、出血や血塊、激しい腹痛が続く場合は速やかに受診しましょう。
レーザー手術
レーザー手術は、細い光線で熱を発生させ、子宮頸部の異常細胞や病変を焼灼・切除します。周囲の正常組織へのダメージは最小限です。診療所で行われ、術後は痛みや違和感が数日続くことがあります。イブプロフェンなどの鎮痛剤を6〜12時間ごとに服用し、出血や痙攣、 watery な分泌物は数日で自然に収まります。日常生活に復帰できる時期は医師に確認してください。
凍結療法(クライオセラピー)
凍結療法は、二酸化炭素や液体窒素で子宮頸部の異常細胞を凍結し破壊する外来手術です。診療所で行われ、患者は下半身を裸にして仰向けになり、足台に足を置きます。金属プローブを膣内に挿入し、2〜3分間凍結します。施術中は痙攣感と冷感を感じますが、術後は軽い痙攣と水様分泌物が数時間で収まります。翌日には通常の活動に戻ることが可能です。
内部照射(ブラキセラピー)
内部照射は、放射性種子・針・ワイヤー・カテーテルなどを子宮頸がんや前がん病変の近くに配置し、局所的に放射線を照射する治療法です。手術ができない場合や手術と併用する場合に用いられ、外来で実施されます。低線量の場合は2〜3日、高線量は数分で完了します。術後は軽度の出血や膣・腹部の痙攣が起こりますが、24時間以内に軽減します。発熱(38.3℃以上)や緑色の悪臭のある分泌物が見られたら直ちに医師へ連絡してください。
