膣カンジダ症の治療方法
膣内で起こる酵母感染は、カンジダ・アルビカンスという真菌が原因です。カンジダ・アルビカンスは口腔、腸、膣など体内のさまざまな部位に常在していますが、過剰に増殖すると酵母感染となります。膣カンジダ症の治療は、市販薬または処方薬で行うことができます。
症状
膣カンジダ症の主な症状は以下の通りです。
- 白く水様またはチーズ状の分泌物
- 膣の炎症・発赤
- かゆみや不快感(性交時や排尿時)
- 上記の症状は、HPV感染や細菌性膣炎など他の膣疾患でも見られることがあります。
診断
初めて症状が出た場合は、必ず産婦人科医の診察を受けましょう。医師は骨盤診察で酵母の有無を確認し、必要に応じて綿棒で分泌物を採取して培養検査を行います。
処方薬
医師が処方する主な経口薬は次のとおりです。
- フルコナゾール(商品名:Diflucan)
- ケトコナゾール(商品名:Nizoral)
- 膣内用ホウ酸ボルト錠(医師の指示で使用)
市販薬
ドラッグストアや通販で入手できる代表的な製品は以下です。
- ミコナゾール配合クリーム(例:Monistat)
- ブトコナゾール配合製品(例:Femstat)
注意点・生活指導
妊娠中の方は経口薬を避け、医師の指示に従って外用軟膏や坐薬を使用します。また、再発を防ぐための生活習慣の見直しも重要です。
- 膣洗浄(デューチング)や香り付きタンポンは使用しない
- ナイロン製下着やタイトな服装は避ける
- 水着を着用した後はすぐに乾いた服に着替える
