外陰炎(外陰部炎)の主な原因と対策
外陰炎は、女性の外陰部(外陰唇、尿道口、膣口、陰核など)に炎症や刺激が起こる非常に不快な状態です。主な症状はかゆみ、灼熱感、分泌物、刺激感、腫れ、皮膚のひび割れなどで、放置すると強いかゆみや灼熱感で日常生活に支障をきたします。原因を特定すれば、適切な治療が可能です。
外陰炎の主な原因
アレルギー反応
- 石鹸、入浴剤、デオドラントなどの製品や、下着・ナプキン・ストッキングなどの素材に対するアレルギーが、外陰部に直接触れることで炎症を引き起こすことがあります。
摩擦(擦れ)
- 自転車や乗馬などの活動で外陰部に繰り返し圧力がかかると、摩擦による刺激で炎症が生じます。潤滑が不十分な性的行為も同様の原因となります。
感染症
- 細菌や真菌(特にカンジダ)による感染が外陰炎の原因となります。カンジダ感染は外陰部が赤く腫れ、強いかゆみを伴います。疥癬(かいせん)や虱(しらみ)感染も稀に原因となります。
温浴(温泉・プール)
- プールや温泉、ホットタブの水に含まれる塩素や高温、あるいは水中の細菌が外陰部を刺激し、炎症や感染を引き起こすことがあります。
湿疹・アトピー性皮膚炎
- 既存の皮膚疾患(湿疹、アトピー性皮膚炎など)が外陰部にも波及し、かゆみ・発赤・ひび割れを引き起こすことがあります。全身に皮膚症状が見られる場合は、これらが原因と考えられます。
