異所性妊娠(子宮外妊娠)の症状とは?
異所性妊娠は受精卵が子宮腔以外の場所に着床する状態です。早期に症状に気付くことが重要で、以下のようなサインが現れます。
主な症状
1. 骨盤・下腹部の痛み
片側の下腹部や骨盤に鋭い刺すような痛みが出ます。痛みは断続的でも持続的でも、動いたり圧迫されたりすると悪化しやすいです。
2. 異常な膣出血
軽い点状の出血から大量出血まで様々です。血液は暗褐色や赤色で、組織や血餅が混じることもあります。
3. 吐き気・嘔吐
妊娠初期にみられる一般的な症状ですが、異所性妊娠でも同様に現れます。
4. 倦怠感・脱力感
妊娠初期にも関わらず、異常に疲れやすく、体が重く感じられます。
5. 肩の痛み
横隔膜が刺激されることで、肩甲骨付近に放散痛が生じることがあります。
6. 下痢または便秘
腸の動きが変化し、下痢や便秘が起こることがあります。
7. めまい・失神
内部出血や低血圧が原因で、めまいや失神が起こることがあります。
8. 背中や鼠径部の痛み
背中や股の付近に鈍い痛みが現れることがあります。
9. 月経の遅れ
正常妊娠と同様に月経が遅れることがありますが、他の症状と合わせて注意が必要です。
10. 乳房の張りや腫れ
妊娠初期に見られる乳房の圧痛や腫脹も、異所性妊娠で起こります。
すべての女性が上記すべての症状を示すわけではなく、軽度や非特異的なサインだけの場合もあります。持続的な腹痛や大量出血、ショック症状(心拍数の増加、顔色の蒼白、失神感)がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。
