サフラワーオイルの危険性と使用上の注意
サフラワーオイルの機能
サフラワーオイルは、リノール酸とオレイン酸という多価不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。これらは体内で炎症抑制や血液凝固、脳の発達に関与します。また、点滴用脂肪乳剤「Liposyn II」の成分として、経腸栄養が必要な患者の体重増加や維持に使用されます。
禁忌事項
- 卵や大豆油にアレルギーがある方
- 腎臓疾患や糖尿病の既往がある方
- 妊娠中または妊娠を予定している方、授乳中の方
副作用
Liposyn II などサフラワーオイルを含む脂肪乳剤の投与では、嘔吐、悪寒、発熱、震えなどが報告されています。その他、血脂異常、呼吸困難、チアノーゼ、紅潮、めまい、頭痛、眠気、吐き気、過熱、発汗、胸背部痛、血小板減少(新生児に稀)、血栓形成亢進、肝酵素の一時的上昇なども見られます。
食品として適量を摂取する場合は特に副作用はありませんが、オメガ‑6 系必須脂肪酸を過剰に摂取すると、心血管疾患や糖尿病、肥満などのリスクが高まると指摘されています。サフラワーオイルはオメガ‑6 が豊富なため、医師の指導のもとで使用することが望ましいです。
用量・服用方法
指示された用量を守らないと、過剰な多価不飽和脂肪酸の摂取によりがんリスクが上昇する可能性があります。必ず医師や栄養士の指示に従ってください。
Liposyn II について
Liposyn II は必須脂肪酸欠乏症の治療に用いられる薬剤で、サフラワーオイルが主要成分のひとつです。指示通りに投与し、推奨用量を超えなければ安全とされていますが、脂質代謝に異常がある患者には使用しないでください。
