ヘアカラー後に頭皮がかゆくなるのはなぜ?原因と対策
かゆみの主な原因
1. アレルギー反応
ヘアカラー剤に含まれる化学物質に対して、過去に問題がなくても徐々にアレルギーができることがあります。代表的なアレルゲンは以下の通りです。
- パラフェニレンジアミン(PPD)
- トルエン-2,5-ジアミン(TDA)
- アンモニア
- 過酸化水素
2. 皮膚刺激
アレルギーでなくても、染料に含まれる成分が頭皮の天然油分を奪い、乾燥や刺激を引き起こすことがあります。刺激になる成分の例は次の通りです。
- 香料
- 防腐剤
- 乳化剤
3. 接触皮膚炎
アレルゲンや刺激物に触れることで起こる皮膚の炎症です。ヘアカラー剤のいずれかの成分が原因となり、以下の症状が現れます。
- かゆみ
- 赤み
- 腫れ
- 水疱
- 滲出液
4. 毛包炎(フォリキュリティス)
毛穴が細菌・真菌・ウイルスに感染して起こる炎症です。かゆみや痛みを伴い、場合によっては瘢痕が残ります。
5. 乾癬(うんせん)
慢性の皮膚疾患で、赤く鱗屑のある斑点が頭皮にも現れます。かゆみや痛みがあり、進行すると抜け毛につながることもあります。
かゆみを防ぐためのポイント
- 新しい染料を使用する前に必ずパッチテストを行い、アレルギーの有無を確認する。
- アンモニアや過酸化水素など刺激が強い成分を含まない、マイルドな染料を選ぶ。
- 染毛前に頭皮保護剤を塗布し、化学薬品から頭皮を守る。
- 染めた後は十分にすすぎ、残留染料をしっかり洗い流す。
- 染毛後は頭皮用の保湿剤でしっかり潤いを与え、乾燥を防ぐ。
- かゆみが出ても掻きむしらず、症状が悪化しないようにする。
かゆみが続く場合は、すぐに染料の使用を中止し、皮膚科医に相談してください。
