絨毛(じゅうもう)とは何か:小腸が栄養素を吸収する仕組み
小腸の絨毛(じゅうもう)とは
小腸の内壁には、指の先端のような細長い突起が多数存在します。これらは「絨毛(villi)」と呼ばれ、食べ物から栄養素を効率的に吸収するための重要な構造です。
絨毛の構造と役割
絨毛は数百マイクロメートルの長さの指状突起で、表面はさらに微細な突起「微絨毛(microvilli)」で覆われています。微絨毛が集まることで「刷毛縁(brush border)」が形成され、吸収面積が大幅に拡大します。
血管とリンパ管のネットワーク
各絨毛内部には毛細血管と乳糜管(乳糜管)が走っており、吸収された糖質やアミノ酸は血流へ、脂質は乳糜管を通じてリンパ系へと運ばれます。これにより、栄養素は速やかに全身へ供給されます。
このように、絨毛と微絨毛の協働により小腸は驚異的な吸収効率を実現しています。
