アルコールが脱水に与える影響
二日酔いと脱水
頭痛や倦怠感など二日酔いの症状は、アルコール摂取によって引き起こされる脱水が原因と考えられます。脱水は体内の水分が不足することでさまざまな不調を招き、体が基本的な機能を維持するために余計な負担がかかります。運動や高地での活動、十分な水分補給ができない状況、下痢や感染症、暑さなども脱水の原因です。
アルコールは利尿作用がある
アルコールは利尿剤のように働き、尿として体内の水分を排出させます。その結果、摂取した水分よりも多くの水分が失われ、カリウムやナトリウムといった電解質も同時に失われます。
粘膜の乾燥
アルコールは体内の水分を排出するだけでなく、粘膜も乾燥させます。目や喉、鼻の粘膜が乾き、違和感や刺激を感じやすくなります。アルコール飲料の合間に水を飲むことで脱水の進行を遅らせることはできますが、完全に防ぐことはできません。
脱水を加速させる
病気で体調が悪い時や高山でのハイキングなど、すでに脱水が進行しやすい状況でアルコールを摂取すると、脱水のスピードがさらに速くなります。アルコール自体は液体ですが、利尿作用により体内の水分は減少します。
症状を悪化させる
脱水は既存の症状を悪化させます。たとえば、酒さ(ロザシア)や湿疹などの皮膚トラブルは脱水が進むほど悪化します。また、ビタミンB群の欠乏やうつ症状もアルコール摂取でさらに深刻になります。
