慢性緊張性頭痛の原因と対策
緊張性頭痛(筋肉収縮性頭痛)は、頭部の両側に広がる痛みが特徴です。鈍い鈍痛から、頭全体が圧迫されるような強い痛みまで様々です。月に15回以上、3か月以上続く場合は慢性と診断されます。
原因の考え方
正確な原因は未だ完全には解明されていませんが、従来は筋肉の緊張が直接的な要因と考えられていました。近年の研究では、セロトニンなど脳内化学物質の変動が痛みを引き起こす可能性が指摘されています。現在最も支持されている説は、首・顔・頭皮の筋肉が長時間にわたって緊張し続けることが主因とするものです。
ストレス
ストレスは緊張性頭痛の最も一般的な誘因です。ストレスが脳内化学物質の変化をもたらすか、あるいは全身の筋肉を硬直させることで頭痛が生じます。深呼吸や優しいマッサージ、バイオフィードバックなどのリラクゼーション法は痛みの軽減に有効です。必要に応じて鎮痛剤を適切に使用することも検討してください。
疲労
慢性緊張性頭痛の患者は、疲労感を訴えることが多いです。疲労はストレスを増幅させ、浅い呼吸や過度な圧迫感を招き、頭痛を悪化させます。主な疲労の原因としては、睡眠不足、目の疲れ、全体的な健康状態の低下が挙げられます。
離脱症状
体が特定の化学物質に慣れすぎると、離脱時に緊張性頭痛と同様の痛みが現れます。カフェインやニコチンの離脱、さらには頭痛治療に使用した鎮痛剤の中止でも頭痛が起こります。
その他の要因
症状が似通っているため、鼻炎や風邪などと誤診されることがあります。また、頭部への外傷が原因で、慢性的な緊張性頭痛に似た痛みが残ることもあります。
