外部除細動器パドルの正しい使い方
手動除細動は、突然の心停止患者に対する重要な蘇生技術です。心臓に電気エネルギーが5〜7分以内に届けられると、生存率は35〜45%向上します。適切なタイミングで電気ショックを与えることで、致命的な不整脈を正常リズムに変換できます。訓練された医療従事者は、外部除細動器のパドルを患者に当て、心拍を正常に戻します。
必要なもの
- 除細動パドル
- 導電パッド(必要に応じて)
- 心電図モニター(ECG)
手順
- 心電図の確認:ECGモニターで心拍状態を観察し、心室の動きを確認します。リズムが乱れている場合は除細動パドルで短時間の電撃を行います。
- 胸部の準備:患者の胸部を露出させ、乾燥させます。胸に付いているジュエリーや金属類はすべて取り除きます。
- パドルの配置:右鎖骨の下に右側の胸骨パドルを垂直に置き、左側は左腋下と下部肋骨の高さに合わせて垂直に配置します。
- 安全確認:除細動中は必ず周囲のスタッフに離れるよう指示し、患者に触れないようにします。
- パドルを当てる:パドルにしっかりと圧力をかけ、正しい位置を保ちます。除細動器の電源を入れ、ECGモニターと連動させて適切な電圧・タイミングでショックを実施します。
- リズムの評価:ショック後、モニターで正常な心拍が戻っているか確認します。効果があれば手順は終了です。
- 必要に応じて繰り返す:心拍が改善しない場合は、同じ手順をもう一度実施します。ただし、2回目で効果が見られない、または血液循環が停止した場合は、別の救急処置に切り替えます。
