心臓除細動器の種類と使い方

心臓除細動器は、緊急時に心臓に電気ショックを与えて正常な洞調律を回復させる医療機器です。病院や救急隊だけでなく、公共施設にも設置されています。

機能

電気ショックを瞬時に心筋に送ることで、異常なリズム(心室細動や心室頻拍)を停止させ、自然な心拍が再開できるようにします。

除細動器の種類

手動外部除細動器(Manual External Defibrillator)

医療従事者が使用するタイプで、心電図リーダーを備え、必要なエネルギー量を確認しながらショックを与えます。救急車や一部の病院で使用されています。

自動外部除細動器(Automated External Defibrillator、AED)

コンピュータが心拍を自動で解析し、必要と判断したときに適切な電圧でショックを実施します。操作は簡単で、特別な訓練がなくても使用できるため、公共の場に広く設置されています。

埋め込み型除細動器(Implantable Cardioverter Defibrillator、ICD)

ペースメーカーに似たデバイスで、体内に埋め込み、常時心拍をモニタリングします。危険な不整脈が検出されると自動でショックを与え、患者の生命を守ります。

使用訓練と救命率

緊急時にはまず119番へ通報し、可能であればAEDを使用することが重要です。適切にAEDを使用すれば、被害者の生存率は約70%向上します。米国心臓協会(AHA)はCPRとAEDの講習を提供しており、電話(877‑AHA‑4CPR)やオンラインで最寄りのトレーニングセンターを検索できます。

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