心電図から心拍数を測定する方法

心拍数測定の概要

心電図(ECG)から心拍数を算出するには、P波、QRS複合波、T波を観察し、一定の時間間隔を測定します。

1. P波を確認する

P波は心房の脱分極を示し、各P波の開始点(電気刺激の開始)を見つけます。

2. QRS複合波を確認する

QRS複合波は心室の脱分極を示し、QRSの開始点を特定します。

3. 時間間隔を測定する

P波の開始から次のP波開始までの時間(P‑P間隔)をミリ秒で測ります。

4. 心拍数を計算する

以下の式で心拍数(bpm)を求めます。
$$\text{心拍数 (bpm)} = \frac{60000}{\text{P‑P間隔 (ms)}}$$

5. 具体例

P‑P間隔が600 msの場合、心拍数は
$$\text{心拍数 (bpm)} = \frac{60000}{600}=100\ \text{bpm}$$となります。

6. 複数回測定して平均を取る

数回のP‑P間隔を測り、平均心拍数を算出すれば、リズムの全体像がつかめます。

7. 心拍数の評価基準

成人の安静時正常範囲は60〜100 bpmです。60 bpm未満は徐脈、100 bpm超は頻脈と判断されます。

※心電図の解釈は必ず資格を有する医療従事者が行い、正確な診断と他の心機能指標の評価を受けてください。

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