高血圧がなくても心筋梗塞は起こり得るのか?
高血圧(血圧が上昇する状態)は、動脈が詰まり心臓が余計に働くことで起こります。高血圧は心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めますが、唯一の原因ではありません。以下のような要因があれば、血圧が正常でも心筋梗塞が起こる可能性があります。
年齢
米国国立心肺血液研究所(NHLBI)によれば、年齢は心筋梗塞の避けられないリスク要因です。男性は45歳以上、女性は55歳以上、または閉経後の女性は血圧が正常でも心筋梗塞を起こすことがあります。
喫煙
メイヨークリニックの報告によると、タバコの煙は血管を損傷し、動脈の閉塞を促進します。その結果、血圧が高くなくても心筋梗塞の危険性が高まります。
高コレステロール血症
過剰な脂肪食の摂取などで血中コレステロールが上昇すると、動脈硬化が進みやすくなります。NHLBIは、コレステロールが高いだけでも心筋梗塞の原因になると指摘しています。
肥満
体重が増えると全身の代謝負荷が上がり、心臓に余計な負担がかかります。特に肥満度が高い(肥満)場合は、血圧が正常でも心筋梗塞リスクが顕著に上昇します。
高血糖
糖尿病の有無に関わらず血糖値が高いと、血管壁が硬くなる(動脈硬化)傾向があります。NHLBIは、血糖が高いだけでも高血圧がなくても心筋梗塞の危険因子になると述べています。
