Angioprimの副作用と科学的評価
機能
Angioprimは、アミノ酸と抗酸化剤を用いて体内の有害金属を除去するキレート剤です。製造元は、動脈硬化、壊疽、高血圧、アルツハイマー病などの治療に有効と主張していますが、公式には「診断・治療・予防を目的としたものではありません」と記載しています。
公式に報告された副作用
製造元によれば、主な副作用は胃部不快感と、カルシウム排泄に伴う軽度から中等度の下痢です。高用量や投与間隔が短い場合に起こりやすく、通常は1〜2週間で改善するとされています。なお、これらの記述は米国食品医薬品局(FDA)による評価を受けていません。
キレート療法全般の副作用
Angioprimが使用するEDTA(エチレンジアミン四酢酸)は、腎不全や透析が必要になるケース、骨髄抑制、ショック、低血圧、痙攣、心律不整、アレルギー反応、呼吸停止など重篤な副作用が報告されています。また、頭痛、皮膚刺激、めまい、倦怠感、発熱、痙攣、関節痛なども報告されています。
行動上の副作用
Angioprimに頼ることで、患者が確立された医療や手術、薬物治療を遅らせるリスクがあります。奇跡的な治療法に期待しすぎると、必要な治療を受けられず健康を損なう可能性があります。
科学的根拠
米国心臓協会などによれば、1960年代に開始されたキレート療法の臨床試験は、30人中2人が死亡し、残りも改善が見られなかったため中止されました。近年の研究でも、EDTAの効果はプラセボと同等と結論付けられ、主要な医療団体や国立心肺血液研究所は有効性を認めていません。FDAもキレート療法の効果を裏付けるデータを受け取っておらず、推奨していません。
