小児の不整脈に対するフレカイニド治療
子どもの不整脈は、疲労感、めまい、失神、動悸などの症状を引き起こし、日常生活に支障を来すことがあります。医師はフレカイニド(フレカイン酸エステル)などの薬剤でリズムを整える治療を行います。
不整脈とは
不整脈は心臓の電気信号が乱れることで、心拍が速くなりすぎたり遅くなりすぎたりします。その結果、心室への血液充填が不十分になり、血液循環が乱れます。子どもは予測できない心拍の変動により、めまい・疲労・失神・動悸を訴えることがあります。
フレカイニド(フレカイン酸エステル)
フレカイニドは抗不整脈薬で、主に錠剤(50、100、150 mg)として処方されます。必要に応じて薬局で液体製剤に調整できることもあります。血中濃度を医師が管理すれば、小児でも安全に使用できます。
小児の投与量
通常、1日2〜3回に分けて投与します。初回投与は体表面積1 m²あたり50 mgが目安で、最大は200 mg/m²です。症状の改善度や血中濃度に応じて医師が調整します。服薬を忘れた場合の対処は必ず医師に確認してください。
副作用と注意点
主な副作用は頭痛、めまい、眠気、吐き気、嘔吐、下痢、便の色の変化などです。以下の症状が現れたら直ちに医師に連絡してください:顔や唇の腫れ、蕁麻疹、呼吸困難といったアレルギー反応、胸痛や激しい動悸、黄疸や皮疹、手足のむくみ。
代替療法
症状が改善しない場合、医師は次のような治療を検討します。心電図検査中に心拍が速い場合は電気ショックを与える心臓除細動(カルディオバージョン)、カテーテルを用いた局所熱焼灼または凍結によるアブレーション、心拍リズムを制御するペースメーカーや植込み型除細動器(ICD)、最終的には不整脈部位の外科的切除や破壊です。
