心臓弁の漏れが示すサインと症状

心雑音

診察時に医師が聴診器で聞く異常な音は、弁がしっかり閉まらず血液が乱流するために起こります。これが心臓弁の漏れの最初のサインとなります。

息切れと疲労感

軽い運動や日常の動作で息切れを感じることは、弁が逆流して心臓に負荷がかかっている可能性があります。横になるだけでも呼吸が苦しくなる場合や、買い物などのちょっとした作業で極度の疲労を感じることも同様の兆候です。

その他の症状

頻尿、足や足首のむくみ、めまい、夜間や仰向けでの咳嗽、そして不整脈(心拍が異常に速くなる)も、弁が漏れているサインとされています。

心不全の兆候

弁の漏れは長期間自覚症状がなくても進行し、やがて心不全を引き起こすことがあります。主な症状は息切れ、関節や肺にたまる体液、そして激しい倦怠感です。心臓が十分な血液を全身に送れなくなると、致命的な状態に至ります。

合併症のリスク

進行した弁の漏れは心房細動を招き、血栓が脳へ流れ込んで脳卒中の危険が高まります。また、心内膜炎(心臓の内膜の感染)や肺高血圧症(肺の血圧が上昇)といった重篤な合併症も起こり得ます。

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