ジギタリス毒性の定義

ジギタリスは、うっ血性心不全や心房性不整脈の治療に使用される薬剤です。過剰投与や耐性低下によりジギタリス毒性が発生します。主な製剤はジゴキシンとジゴテキシンです。

原因

  • 薬剤への耐性低下や血中濃度の上昇。
  • 高用量投与、継続的な過剰投与、他の心疾患リスクを抱える患者で起こりやすい。

ジギタリス併用時のリスク

  • キニジン、ベラパミル、アミオダロンとの併用。
  • 体内のカリウム・マグネシウム低下。
  • 腎機能障害。

症状

  • 意識障害、混乱、食欲不振、嘔吐、下痢。
  • 不整脈、動悸、視覚異常(黄視、視野のぼやけ)。
  • 呼吸困難、尿量減少、夜間頻尿、全身性浮腫。

ジギタリス毒性の検査

  • 脈拍の不整を確認。
  • 心電図(ECG)によるリズム評価。
  • 血中ジギタリス濃度測定。

治療

  • 中毒が疑われた場合は速やかに医療機関へ。
  • 不整脈治療、活性炭、胃洗浄、ジゴキシン特異的抗体投与、必要に応じて血液透析。

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