乳児におけるうっ血性心不全の症状とサイン
うっ血性心不全(CHF)とは
うっ血性心不全は、心臓の構造や機能の異常により、全身へ十分な血液が送れなくなる状態です。近年、乳児においても見られることが増えています。主な原因としては、高血圧、心筋梗塞、心筋症などが挙げられます。
症状
左側心不全の症状
- 呼吸困難。特に夜間に呼吸が浅くなり、寝つきが悪くなることが多い。
- 疲労感や過度の眠気。授乳や遊びに対して活発さが失われる。
- 呼吸数の増加や肺うっ血による喘鳴(ぜんめい)。
右側心不全の症状
- 四肢や顔面のむくみ(浮腫)。皮膚の下に圧痛が生じることがある。
- 夜間頻尿や尿量の増加。
- 肝腫大による腹部膨満感や食欲不振。
診断に役立つサイン
左側心不全のサイン
- 呼吸数の著しい増加。
- 胸部レントゲンでの肺水腫や胸水の所見。
- 心音の異常(心雑音や追加の心拍音)が聴取される。
右側心不全のサイン
- 末梢部のむくみ(足や手の腫れ)。
- 頸静脈の怒張や肝臓の腫大。
- 血圧の低下や心拍数の上昇。
注意点と受診の目安
上記の症状やサインが見られたら、早めに小児科または心臓専門医を受診してください。適切な検査と治療が、乳児の予後改善につながります。
