頻脈を特定する方法
頻脈とは
頻脈は、年齢別に定められた正常範囲を超える心拍数のことです。リズムは一定で、数秒以上続く状態を指します。正しい知識があれば、頻脈を見分けて適切な医療を受けることができます。
年齢別の頻脈基準
以下は、年齢ごとの頻脈とみなす心拍数の目安です。安静時の基準値を事前に把握しておくと、異常を早期に察知しやすくなります。
- 1〜2日齢: 159 bpm 超
- 3〜6日齢: 166 bpm 超
- 1〜3週齢: 182 bpm 超
- 1〜2か月齢: 179 bpm 超
- 3〜5か月齢: 186 bpm 超
- 6〜11か月齢: 169 bpm 超
- 1〜2歳: 151 bpm 超
- 3〜4歳: 137 bpm 超
- 5〜7歳: 133 bpm 超
- 8〜11歳: 130 bpm 超
- 12〜15歳: 119 bpm 超
- 15歳以上(成人): 100 bpm 超
頻脈に伴う主な症状
心拍数が上がるだけでなく、以下のような症状が現れることがあります。
- 息切れ
- 倦怠感・疲労感
- 発汗
- めまい・立ちくらみ
- 失神やふらつき
- 胸痛
- 不安感
受診すべきタイミング
頻脈が20分以上続く、あるいは上記の症状が進行・改善しない場合は、すぐに医療機関を受診してください。失神のリスクがあるため、自己判断で搬送しようとしないことが重要です。
診断の流れ
医師は以下の情報を総合的に判断します。
- 測定された心拍数と症状の有無
- 心電図(EKG)での電気信号の確認
- 身体診察
- 血液検査(他の疾患除外)
治療と予防
診断が確定したら、原因に応じた治療が行われます。
- 原因疾患の治療で頻脈の発作を減らす
- 医師の指導のもと、息を止める、息を吐きながら力む、頸動脈を軽く圧迫する、顔や首を冷水で冷やすといった緊急対処法
- 必要に応じてベータ遮断薬などの処方薬を使用(医師の処方が必要)
いずれの対処法も、必ず医師と相談した上で実施してください。
