熱中症(熱ストローク)の症状と見分け方
熱中症(熱ストローク)は、体温が摂氏40℃(華氏104°F)を超えると起こる急性の症状です。猛暑や激しい運動で体温調節が追いつかないと発症し、放置すると命に関わります。早期に症状を認識し、適切に対処することが回復の鍵です。
高体温
体温が40℃以上になると、熱中症の可能性が高まります。体温計がなくても、めまいや吐き気、極度の熱感を感じたらすぐに日陰や涼しい場所へ移動し、水分を補給してください。
発汗の状態
熱中症の原因が熱だけの場合は、皮膚が熱く乾いており、汗がほとんど出ません。一方、激しい運動が原因の場合は、皮膚が熱く湿っていることがあります。過剰な発汗または全く汗が出ない状態は、どちらも警戒サインです。
心拍数の上昇
脈拍が1分間に130回以上になると、通常の60〜100回を大きく超えており、体が急激に熱を放散しようとしている証拠です。脈拍を確認し、異常があればすぐに対処してください。
全身の倦怠感・脱力感
熱中症になると、全身の力が抜け、だるさや無気力、反応が鈍くなることがあります。筋肉痛や痙攣を伴うこともあるため、注意深く観察しましょう。
神経症状
重度の熱中症では、意識障害、けいれん、失神、言語不明瞭などの神経症状が現れます。このような症状が見られたら、直ちに救急医療機関へ搬送してください。
熱中症が疑われる場合は、まず涼しい場所へ移動し、衣服を緩めて水分と電解質を補給し、必要に応じて医療機関へ連絡しましょう。
