熱疲労への対処法

熱疲労(熱中症の一種)は放置すると命に関わる危険があります。まずは速やかに症状を軽減し、必要に応じて医療機関へ連絡しましょう。以下の手順は、熱疲労の疑いがある人を安全に救急処置するための基本的な流れです。

応急処置の手順

  1. 日陰へ移動させる

    まず、熱疲労を起こした人を直射日光から離し、日陰や屋内の涼しい場所へ移動させます。日光にさらされ続けると症状が悪化します。

  2. 体温を下げる

    可能であれば、冷たい水を使って体を冷やします。冷水の浴槽に入らせる、冷水シャワーを浴びさせる、またはホースで冷水をかけると効果的です。

  3. 湿ったシートで冷却する

    周囲の湿度が低い場合は、濡らした冷たいシートで体を包み、扇風機や手で風を送って蒸発冷却を促します。

  4. 医療機関へ連絡する

    救急隊がすぐに来られない場合は、最寄りの病院へ電話し、症状と現在の処置内容を伝えて指示を仰ぎます。

  5. 体温をモニタリングする

    体温計で体温を測り続け、101°F(約38.3°C)から102°F(約38.9°C)の範囲になるまで確認します。この温度帯になったら、救急隊が到着するまでの安全な状態です。

熱疲労は早期の対応が鍵です。上記の手順を実践しつつ、症状が改善しない、意識が朦朧とする、嘔吐が続くなどの重篤なサインが見られた場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

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